必要不可欠なもの
現代の競馬予想において必要不可欠なモノは何でしょうか。
一般にデータ収集と分析こそがその命綱と言われており、実際に競馬予想に関するサイトを確認しても、大量のデータを元とし、統計的な手法を用いた馬券予想をしているサイトは非常に多く存在しています。
しかし一方で、このようなデータ命的な方法とは明らかに一線を画する手法もあります。
これは俗に「サイン馬券」と呼ばれるもので、勝ち馬は事前に決まっており、主催者であるJRAがポスターやテレビCM等を通じて、その勝ち馬を示唆しているという理屈から成り立っています。
この示唆されている内容を読み取って馬券を推理するというのが「サイン馬券」と呼ばれるものです。
サイン馬券の世界では、イベントのポスターやテレビCM、更にレーシングダイアリーや時には時事ネタまで全てがサインの対象となります。
過去の例でいうと、アメリカの同時テロ事件が起きた年には、有馬記念が「マンハッタンカフェ」と「アメリカンボス」で決まりました。
これは時事ネタを元にしたサイン馬券だったと言われています。
またもっと一般的なサイン馬券でいうと、ポスター等のキャッチコピーに「最強の証明」などというキーワードがあったとします。
これを「証明」→「しょうめい」→「めいしょう」と読んでいきメイショウの馬から買う等をするのです。
この他にもサイン馬券に詳しい人ならば、様々な読み方を知っていることでしょうし、本屋に行っても、インターネット上を探しても多くのサイン馬券に関する記述を見つけることが出来ます。
サイン馬券の信憑性についてここで議論をすると話が拗れそうなので置いておきますが、少なくともデータ競馬情報GⅠGⅡGⅢ重賞予想のこの時代において、このような楽しみ方があるということが、競馬というものの裾野の広さを示しているのでは無いでしょうか。
面白い馬券へのアプローチだと思います。